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CHROMA CATHAY · JAPANESE COLOR ATLASサブ図鑑 Nº 03 / 襲の色目26組 · 四季



SUB-ATLAS Nº 03重ねの宮廷装束 · 平安時代

Kasane no irome

HEXが生まれる前、そこには装束がありました。平安時代の女性たちは十二もの絹を重ね、ひとつの「色名」として読むものは、実は二つの色の境——袖口に見える、裏の絹の上の表の絹——だったのです。

26組 · 四季源氏絵・有職故実の記録を参考に構成
02組み合わせ · 二十六色目
26組のうち8組を表示 →
001春 · early spring
桜襲Sakura-gasane

白の上に紅——空に映える花びら

002春 · plum bloom
紅梅Kōbai

濃いクリムゾンの上に淡いピンク——梅の枝

003春 · late spring
山吹襲Yamabuki-gasane

山吹の黄の上に紅——川辺の花

004春→夏
萌黄Moegi

春の緑の上に紅——新芽

005通年 · evergreen
松襲Matsu-gasane

松の緑の上に紫——冬の松

006秋 · grape harvest
葡萄Ebizome

紫の上に淡い藤色——熟した葡萄

007秋 · falling leaf
朽葉Kuchiba

朽ちた茶の上に暗い紅——晩秋

008冬 · under snow
雪の下Yuki-no-shita

白の上に苔——苔を覆う雪

03なぜ単一の名ではなく、一対なのか?

平安の眼は関係を見たからです。一反の絹にはひとつの色がありました。一領の装束——十二の絹を重ね、袖を床に引きずる——には、ひとつの季節がありました。